塾報サンプル

北村塾 塾報【心を育て、知識を磨く】R5.7

「玉磨かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず・・・」
いにしえの中国の教えの通り、人は自らを鍛錬し、困難を克服し始めて将来を切り開く真の力を得るのです。

受験(学力をつけること)にも
「地道な絶え間のない努力が必要」と考えてよいでしょう。受験前に大切な事は「残された時間を誰にも負けないほど集中し、理解できない内容を完全に習得できるまであきらめずに挑戦すること」です
また、当塾では入試問題の出題傾向を把握して、傾向の高い問題が何であるかを分析し、塾生とともに合格を目指して努力することこそ、受験成功の条件と考えています。遅すぎると言う事は絶対にありません。勉強のやり方がわからない君、受験対策と弱点克服を目指し、北村塾で楽しく勉強して大きな自信をつけて、可能性に挑戦していきましょう。       ~「夢実現」Never give up!~
やる気、根気、元気、北村塾は応援します。 (塾長 北村康広)

北村塾 塾報 「心を育て、知識を磨く」
R2.6

「鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)死して後やまん。」

AD228年、諸葛孔明(しょかつこうめい)は圧倒的に戦力に勝る宿敵・魏(ぎ)の国に戦い挑み、最後の出陣に臨んだ時に、この言葉をもって自分の軍隊を鼓舞したと言われています。【三国志より】

「体を鞠(マリ)のようにちぢめて全力を尽くすこと(鞠躬尽力)を、死ぬまで続けてやまない」ということを意味しています。

吉田松陰(1830~1859、日本の武士、明治維新の精神的指導者)もこの言葉に感激していました。野山獄に投ぜられた時、同囚の人たちと『孟子』(BC372~289、中国戦国時代の儒学者)を勉強する中でこの一文を紹介し、この言葉こそ「道を学ぶ者の根本精神である」と述べています。

そして、この吉田松陰こそが、この言葉通りの人生を生きぬいた人でした。

(以下、人間学を学ぶ月刊誌「致知 2020.6」より抜粋)

「渡部昇一氏が『人生を創る言葉』(幣社刊)の中で松陰のエピソードを紹介している。

安政元年3月28日、松陰は伊豆下田の牢にいた。その前夜、下田沖に停泊していたアメリカの軍艦に金子重輔と乗り込もうとして失敗したのである。
松陰は牢番にお願いする。『実は昨日、行李(竹・柳などで編んだ箱形の物入れ)を流されてしまい、手元に読み物がない。何か書物を貸してもらえないか』。
牢番は驚いていった。『あなた方は大それた密航を企み、捕まったのだ。どっちみち重い刑をうけるのだから、何も檻の中で勉強しなくてもいいではないか。』
松陰はこたえる。
『ごもっとも。それは覚悟しているが、お仕置きになるまでまだ時間がある。それまではやはり一日の仕事をしなければならない。人間はこの世に生きていれば一日の食物を食らい、一日の衣を着、一日の家に住む。それであるから一日の学問、一日の事業に励んで天地万物のご恩に報じなければならない。この儀が納得できたら、ぜひ書物を貸してもらいたい。』
牢番は感心し、松陰に本を貸した。
松陰は『金子君、きょうこの時の読書こそ本当の学問だ』と言ったという。」

牢に入って、いつ処刑されるか分からない状況の中にあっても、松陰は自己修養、勉強を止めませんでした。どうせ死ぬかもしれない状況の中で、最後の一瞬まで向上心を持って、学ぶことに最善を尽くそうとした、そのことが後の世に、多くの人々から立派な生き方と称せられているのだと思います。

この松陰の生き方は、いかなる危機的状況におかれても、絶えず「自らの人格の発展のために、問題打開(解決)のために尽力を尽くす」ことの大切さを、私達に教えています。

今日、新型コロナウイルスが全世界を席捲し、未曽有の被害をもたらしています。人類は英知を結集して、このウイルスという見えない敵と戦っています。まさに鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)の時であると言えるでしょう。

さて、塾生の皆さん、毎日の勉強は如何ですか。学力向上、志望校合格という目標を、鞠躬尽力(きっきゅうじんりょく)の精神をもってすれば必ず道が開けると思います。君の今日の努力が、君の将来を築くのです。  

がんばれ宮崎の子供たち!!          (塾長 北村康広)

北村塾 塾報 「心を育て、知識を磨く」  R2.1

明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
新しい年も、塾生1人ひとりの志望校合格&学力向上を目指し、講師一丸となって奮闘してまいる所存です。
今回は、「論語」より「知・好・楽」という言葉を紹介したいと思います。
「これを知る者は、之を好む者にしかず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」
(現代訳)「あること(之)を知っているだけの人よりは、それ(之)を好きになった人の方が優れている。それ(之)を好きになった人よりは、そのこと(之)を楽しんでいる人の方がもっとすぐれている。」
先日、個人指導のクラスが終了後、塾生が「先生、最近、勉強が楽しくなってきました。」と言いながら後片付けをしてくれました。私は、大変この言葉に感動し、嬉しく思いました。
何事も、楽しくそれができたに越したことはありません。
日々の勉強、スポーツ、時には、お手伝いを義務感でやるのではなく、それを好きだという気持ちを待つ。積極的に取り組むことを通して、努力を努力と感じることなく、仕事に没頭することができるわけです。すると、自然と上達して、結果に繋がったり、褒められたり、他の人の役にたつことができて、それが楽しさに繋がっていくというわけです。
皆さんが、大人になってする仕事に、これを例えると、「その仕事を知っているだけの人は、仕事を好きな人にはかなわない。さらにその仕事を好きなだけの人は、仕事を楽しんでいる人にはかなわない。」ということになります。
一度っきりの人生、今日をいう日を大切に、精一杯頑張って、厳しい中にも楽しさ(喜び)を見いだし、全力投球で、生きていきましょう。
やる気、根気、元気、北村は応援します。         (塾長 北村康広)

「どんなに悔やんでも過去は変わらない。どれほど心配したところで、未来もどうなるものでもない。今、現在に最善を尽くすことである。」
松下幸之助(パナソニック創立者)

塾報 「努力」   H16.6

今回の塾報には小学校1年生の生徒が書いた作文を取り上げてみました。心暖まる親子の絆を改めて認識させられる思いがします。子供は本当にすべての親にとってかけがえのない宝物です。どの子も周りの大人たちの愛情を一杯受けて元気に育って欲しいと思います。

「お母さんのたからもの」(小1)

せんせい、あのね

おかあさんの たからものは

ぼくだって

おかあさんの たからものは

ぜったい ゆびわだとおもって

いたけど

ゆびわは、2ばんめだった

ぼく たからものになっちゃって

こまるよ

はめたり つけたり かけたり

するものなのに

でも なんか いいきぶん

ぼくは そとにでて

はしりまわったよ。

これは、ある小学生1年生の男の子の作文です。お母さんの宝物は指輪だとばかり思っていたのに、自分が一番大事な宝物、一番愛されていることが分かって、(外に出て、走り回ったよ)、心も体も喜びでいっぱい、元気いっぱいになった様子が、目の前に浮かんでくるではありませんか。

私たちの社会はさまざまな人間関係によって成り立っているわけですが、そのもっとも強い絆を私たちは、やはり家庭の中に、親子の関係に、見ることができると思います。親という字を見ても分かるようにそれは木の上に立ってみると書くのです。親がこのように熱心に見ているものそれは我が子の成長の姿であり、その成長する姿であるといってよいでしょう。

北村塾では「一人ひとりを大切にした指導!」を塾のモットーに、塾生個々の学習指導に専念しておりますが、それは、同時に、「我が子を宝と思っておられる父母の皆様の期待にもこたえなければ」との根本的な教育理念に立ったものであることは言うまでもありません。

子供のやる気、学力には、確かに個人差があるのは現実です。しかしながら、私の教師としての経験から確信していることは「情熱を持って指導に当たれば、必ず生徒は反応を示し自ら真剣に学び始める」ということです。この信念に立ち、今後も講師一同、塾生諸君の学力向上を目指し、父母の皆様の期待に答えることが出来るように、真剣に学習指導に取り組んでいきたいと存じております。

「やる気、根気、元気、北村塾は応援します!」    (塾長 北村康広)

塾報 「努力」   H17.3

春近しとはいえ、まだ冷気厳しい折、お風邪など召さずお過ごしでしょうか。
さて北村塾の「教育目標」に次のような言葉を掲げています。

「目標に向かって最後まで努力する態度、規律ある生活態度を体得させ、学習する良い習慣を身に付けさせる。」

このことについては、今まですでに述べてきたことではありますが、新学期を迎えるにあたり、今一度この重要な課題について心を留め、自らの学習姿勢を反省してみましょう。今回はビジネス界でもよく読まれている「マーフィーの黄金律」から少し学んでみたいと思います。

成功者に共通した要素とは?
成功者に共通した要素とはマーフィー博士(世界的に権威のある成功哲学の権威者)の調査によれば次のような点が上げられています。

  1. 物事を肯定的に考える習慣を持っていた。
  2. 努力をすることを惜しまなかった。
  3. 明瞭な目的意識を持っていた。
  4. 自分を信じ他人の言葉に惑わされなかった。
  5. 失敗を恐れなかった。
  6. 想像することがうまかった。

「マーフィーの黄金律」より

マーフィー博士によれば、偉大な成功には、人並み外れた才能を必要とすると私たちは思いがちでが、実際には才能が成功に占める割合はきわめて小さいというのです。大発明家エジソンも次のように言いました。

「天才とは99パーセントの発汗であり、残りの1パーセントが霊感(インスピレーション)である。」

この言葉は私たち凡人を勇気付けてくれます。誰でもその気になりさえすれば汗を流すことはできるからです。あとの1パーセントは、おそらく、その人の努力であり、(発明家であれば)インスピレーション(偶然のひらめきや、幸運等を含む)、さらにはその人の持っている全能力を使いきるほどのヤル気(ビジネス界でよく潜在能力または潜在意識の活用といわれるもの)といいたかったのでしょう。

学問の世界にこのことをあてはめるなら、まず、目的意識を明確にすることです。必ずしも「将来このような職業に付きたい、○○大学に行きたいから」というような、将来のことに限らず、身近なこと、すなわち、「次のテストで○番以内に入る、今日はこのテキストのここまでは必ず学習する、毎日最低3時間は勉強する」等の目標でよいのです。そして自らを律するために、必ず紙に書き、いつも見えるところに貼り、自分と約束しましょう。そして、自分を信じ、目標達成のために全力をあげるのです。あきらめずに、「やれる、必ず学力が向上する」と粘り強く信じ努力しましょう。そして悔いのない一年となるように、毎日の地道な努力を大切にしていきましょう。

君の持っている全能力を最大限に発揮する年としよう! 
頑張れ、君はもっと伸びるはず!     (塾長 北村康広)

北村塾報 「努力」       H22.6

光陰矢の如しで、今年もはや半年を過ぎようとしています。父母の皆様におかれましては御健勝のことと、お慶び申し上げます。

さて、今年も、塾に対して「感動のご報告」や「感謝のお言葉」を、本人及び父母の皆様より頂き、感謝すると共に、講師一同、身を引き締め、塾生の指導に専念していきたいと、思いを新たにいたしております。

ここに、その一部を紹介させていただきます。

皆様から頂いたお言葉は、基本的には、全てのクラス(小学生から予備校生まで)に対するものですが、今回は、特に「高校生のクラス」からの声を紹介いたします。

〇「確かに、先生の英語のクラスを受けて、少しずつですが成績は向上しています。新年度は、時間をさらに週1時間増やしてください。」

〇「本当に、北村塾に通塾させて、良かったです。模試の結果が確かに良くなりました。面接の指導も有難うございました。」

〇「学校の授業だけでは不安を感じていました。理系の科目や国語まで見て下さり、合格できたのは、先生たちのおかげです、、、。」

〇体験入学を希望されたお子様(模試の偏差値70以上)の反応。「娘が、北村先生の英語のクラスを受講して、感動したといっております。早速、正式に、入塾したいと思います。」

〇「最初、塾にやるのには少し、不安を感じていたのですが、(北村塾で)先生方のクラスを受けた初日、娘が喜んで帰ってきました。」

〇「上の子は、英語で苦労していましたが、センターテストで150点以上の得点を取りました。(これは、半年で、約60点のアップです。)北村先生の力は分かっています。下の子もお願いします。」

〇「北村先生のクラスを受けて、3ヶ月で、模試の点数が、確実に30~40点上がりました。」

中学生のお母様からも、

〇「息子が、夏の頃、ヨダキがって、止めそうになったんですけど、先生が声を掛けて、通塾を継続して、今回、合格できました。本当に有難うございます。」

〇「息子は、本当に英語が苦手で、高校受験は私立専願であきらめていたんですけど、夏休み個人指導受けただけで、30点程度しか取れない英語で60点以上取れるようになり、(その後、数学でもさらに学力をアップしてくれました。)無事目指す県立に合格できました。」

今回は、更に、将来受験を志す、2人の塾生より「在塾生の声」を頂きましたので、ここに紹介させていただきます。

日大高校(特進科・特待生) 2年   Aさん
私は、妹(今年度、無事目指す県立北高校合格を果たしました。)と一緒に昨年、北村塾に入塾しました。英語を北村先生に習っています。系統立てた英文法の基礎学習、定期的な、「英語基本文例600構文」や「英単語の小テスト」を通して、理解が十分できていなかったところが、確実に弱点が補強された感じがします。結果的に、学校の授業もより分かりやすく楽しくなりました。

「速読英語」を通してのリスニング対策も模試の結果に影響したと思いますが、

模試の結果も「(約半年で)56→66」と10点以上偏差値が上がりました。

これは、今まで、塾に通って、教えていただいたおかげだと思います。これからも、「英語は得意科目だ。」と胸を張って言うことができるように頑張っていきたいです。

北高校(普通科αクラス) 3年         B君
苦手科目を克服したい。定期テストでは、ある程度点数は取れるのですが、模試では、点数が伸び悩む科目がありました。そのような時、塾に行こうと決心して、迷わず決めたのが、姉が通った北村塾でした。【お姉さんも、私(北村)の英語のクラスを初め、苦手科目を克服するためのクラスを、熱心に受講されました。】

現在、英数に比べたら、点数が伸び悩んでいた国語等、苦手科目を中心に塾では指導を受けています。しかし、北村塾に入ってからは、個別指導で何度も何度も問題を解き、そして、先生の詳しい解説を聞いたりしているうちに、徐々に国語の点数も上がってきて、国語の問題を解くのが苦にならなくなりました。もちろん、このことは、他の教科にもいえます。北村塾の良いところは、その時々のニーズに応じて幅広く、丁寧に教えて下さることだと思います。今年度は、いよいよ受験なので、志望校を目指して、まずは基礎学力をがっちり固めて、入試の応用問題に対応できるような力をつけていきたいと思います。

(これからも、共に、通塾に励み、勉学に励んでまいりましょう。)

北村塾を開校して約25年、「全ての塾生に(成績向上の)良い結果を見たい。」その一念で、塾生個々と取り組んでまいりました。結果として「個人塾」としては、かなりの実績を残すことができたと自負しております。しかし、これは偏に保護者の皆様の、暖かいご協力とご理解の賜物と深く感謝申し上げます。

今後も、当塾のモットーの一つに、「一人ひとりを大切にした指導」という言葉を謳っておりますが、個々と情熱を持って接することの大切さを心に刻み、塾生全員に(成績向上の)良い結果を見ることができるように、更に粉骨砕身してまいりたいと思います。

次に、「具体的な勉強姿勢及びクラス」について、述べてみたいと思います。

(1)学習姿勢(心構え)について
当然のことですが、例年、センター対策はもとより、(医学部を含む)九州大学、名古屋大学、東京首都大学、筑波大学等有名国立大学の二次対策、慶応大学、早稲田大学、同志社大学等有名私立大学等(もちろん、地元の宮大、公立大等も)の過去問対策の指導にも全力を尽くしております。

そのような受験対策勉強の中、常々思うことは、これらの「入試レベルの問題」(国立2次試験や私立の英語のレベル)で得点率を向上させるためには、まずは、勉強する上での、心構えにあると思います。「絶対に学力を向上させるぞ」という妥協しない姿勢で、本気で、学習に取り組む必要があります。

次に、勉強方法、教材といった問題が考慮される必要がありますが、これらの点においては、必要に応じ、学校の先生、塾の先生に相談して下さい。

ただ、全ての場合に言えることですが「学習量は多いほど良い結果が出せる」ということです。したがって、時には、塾で、自学自習用の教材を追加する場合もありますが、積極的に活用し、成績アップに繋げて欲しいと思います。「僅かな努力で、良い結果を期待する」のは、甘い考えと言えるでしょう。とはいえ、効率の良い学習をするに越したことはありませんから、自ら、工夫すると同時に、先生たちに相談するのも良いと思います。

(2)模試の結果に影響を与える主な要素について
模試の結果には、主に、次の3つの要素が影響すると考えられます。

①学校の授業

②本人のやる気、(集中力を含む)学習能力

③塾の授業

結論から言えば、(成績向上の)良い結果を出すには、この3つの、全ての要素が大切であるといえると思います。

これは、好ましい理由ではないのですが、「学校の授業が、分かりにくいので、塾に来ました。」という言葉を聞くことがあります。この場合、塾に来ていただいたことは有難いのですが、「模試の偏差値を上げるという点」を考慮すれば、やはり、学校の授業も「生徒たちの評価できるもの」であった方が良いことは当然です。

いずれにしても、塾の授業は、入塾して下さった時点からの評価になりますから、それを機に、学力をアップしてくれるように、全力を挙げたいと思います。

(3)授業内容について
入塾の際に、よく「どのような授業形式でしょうか。教材は、、、。」等の質問を受けることがあります。

高校生のクラスは、基本的には「個人指導」ですから、入塾される生徒の皆さんと話し合ったかたちで、決めていきます。いわゆる、全てのニーズに応える覚悟です。

しかし、(英語に関していえば)これまで私が指導してきた経験から、多くの塾生に、「英文法の基礎」ができていないことが見受けられました。ですから、通常は、入塾時、英文法の授業をしつつ(塾生の学力レベルを見分けつつ)、次のステップ(やり方等)を考えるようにしています。

教材についても、いろいろ苦慮することはあるのですが、6年間の米国留学後、帰国し、様々な文法書を、教材に取り組み、研究してきました。

(学年)レベルの関係で、全てのクラスが同じ教材というわけではありませんが、受験クラスでは「宇佐美一郎氏」(日英社)の「英文法」をいろいろな角度から説明を加えながら使用していますが、塾生の満足度は高いようです。(すでに、20年以上使用し、知り尽くしたテキストとはいえ、生徒にとっては、新しいテキストです。いつも、新鮮な気持ちで、クラスに臨むように心掛けています。)

しばしば、塾生が「学校での授業は『プリント、答え合わせ』といったパターンが多いので、よく分からない時がある」というのを、耳にすることもありますが、私のクラスを受講した後に、「学校の授業が、(なぜその答えが出るのか)理解できるようになり、分かりやすくなりました」という、嬉しい評価を頂きます。(感謝!)理解度が、深まるため、忘れない、さらには、模試の結果が向上することにも繋がると思います。

「長文で点数が取れない」という声を聞くこともあるのですが、これは、とにかく、単語力を付けることです。さらに、「トピックセンテンスの見分け方」等のテクニックも重要なポイントとなりますが、とにかく、数多くの練習問題に取り組むことです。

「模試」のような「ハイレベル」の問題で結果を出そうと思ったら、前にも、述べましたように、(全ての科目にいえることですが)、ヤル気を燃やして、「学校の授業」、「塾の授業」を大切にし、学習量を増やすことです。

さらに、学校や塾での担当される先生の、授業のやり方、宿題の量等が考慮されなければいけませんが、必要に応じ、自学自習用の参考書、問題集を準備することも良いでしょう。

要するに、受験は「限られた字時間内に、実力を付けなければいけません。」一方、塾側も、「限られた時間内に、効率の良い授業をしなければいけません。」

これからも、「一人で勉強するよりは、塾の先生から要点をしっかり教えてもらった方が学力を付けるのは早い、だから、塾に行く」、このような生徒の期待に応えることができるように、私達(講師一同)は、一丸となり、更に、指導に専念していきたいと思います。

(塾長 北村康広)